
瓦屋根の「真実」と災害ノウハウの共有――被災地の現場から伝えたいこと
2026/8/3 08:34
熊本地震をはじめ、各地の震災において被災された皆様に改めて心より哀悼の意を表しますとともに、一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
また、余震や猛暑が続くなか、現場で復旧作業に従事されている同業者の皆様には深く敬意を表します。まずはご自身やご家族、従業員様の安全を第一に確保されたうえで、地域の安心を取り戻す復旧工事に携わっていただくことを切に願っております。
「瓦=悪」という偏向報道に対するもどかしさ
震災報道の際、倒壊した家屋の瓦屋根ばかりが過剰にクローズアップされる映像を目にし、「またか」と悔しい思いを抱かずにはいられません。「瓦屋根=危険」という誤った印象が短絡的に広められてしまう現状には、大変なもどかしさを感じています。
メディアでは「瓦の重さ」ばかりが倒壊の原因として強調されがちです。
しかし、築50年〜60年といった家屋が倒壊したという事実の裏側には、「その瓦が50年、60年という膨大な年月の間、一度も大掛かりなメンテナンスを必要とせず、雨風から家族の暮らしを守り続けてきた」という動かぬ事実が存在します。
被害の派手さばかりを切り取るのではなく、長年にわたり住まいと家族を陰で支え続けてきた瓦の「耐久性」と「信頼性」という本質を、どうか知っていただきたいのです。
家屋の耐震性は屋根の重さだけで決まるものではなく、家全体の構造や壁の配置(筋交いなど)のバランスで決まります。報道のイメージだけに惑わされることなく、平時からの適切な耐震診断や構造補強をご検討いただければ幸いです。
宮城での被災体験から蓄積された「現場のノウハウ」
弊社はこれまで、宮城県沖地震や東日本大震災、福島県沖地震など、数々の大規模な災害復旧工事を経験してまいりました。
災害が起きるたび、現場の施工手順や使用資材、業務の進め方には確実な進歩(アップデート)があります。
技術的ノウハウ
「屋根の応急処置(養生)において、従来の土のうよりも特定の強力粘着テープで固定する方が格段にスピーディーかつ有効である」といった、現場検証から生まれた施工の工夫。

業務・ITのノウハウ
東日本大震災の当時はガラケーを片手に紙の地図を広げて現場を回っていましたが、現代ではLINEやメールで被災状況の写真をお送りいただくことで、即座におおよその見積もりや初期対応の判断をお伝えできるようになりました。
こうした知見や工夫は一社のものにとどめず、屋根工事業界全体で共有・継承していくべき貴重な財産であると考えています。
来たるべき大災害に向けて――「全国の繋がり」が未来を守る
今後発生が懸念されている南海トラフ巨大地震や、富士山の噴火といった未曽有の災害に対し、事前からできる準備は山ほどあります。例えば、普段から火山灰と向き合っている鹿児島県の屋根工事業者様が持つ「降灰時の瓦のメンテナンスや処理方法」などの知見を全国で共有しておくことも、非常に大きな備えとなります。
大規模災害時には、弊社のある宮城県や近隣県も同時に被害を受ける可能性があります。そうした非常時こそ、地域を超えた「全国のネットワーク」が真価を発揮します。
弊社は「全日本瓦工事業連盟」の加盟店として、全国に志を同じくする仲間がいます。普段から全国の繋がりを大切にし、災害時の情報共有や相互協力の体制を築いておくこと自体が当社の大きな価値であり、地域のお客様を守る強みになると確信しております。
地域の皆様が安心して暮らせる住まいを守るため、そして災害時の被害を最小限に抑えるため、私たちはこれからも技術とノウハウのアップデートを続けてまいります。
お気軽にお問い合わせください!
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営業時間:平日9時から17時

屋根に関するお悩みやご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。植木瓦店は、これからも地域の皆さまとともに歩み、安心で快適な暮らしをサポートいたします。
創業以来、宮城県仙台市に根差してきた屋根工事の会社です。
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宮城県仙台市を中心に宮城県全域に対応しています。
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